「みんなちがって みんないい」
童謡詩人「金子みすゞ」のふるさと山口県は私のふるさとでもあります。
そのなかでも大切にしている詩の一節が「みんなちがって、みんないい」です。
「私と小鳥と鈴と」 金子みすゞ
私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが飛べる小鳥は私のやうに、地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、きれいな音は出ないけど、あの鳴る鈴は私のやうに たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
この詩は、鈴と小鳥と私と、それぞれの特色の中に生き輝いているそんなすばらしい世界観を歌いあげていると感じます。
ことあるごとに、この詩を心の中で反芻し励ましてもらってきました。
私たちは時々、一方を追及することに熱心なあまり、他方がおろそかになり偏った物の見方をしてしまうことがあります。
学校へ行けなくなっても生きていく道はいくらでもあるし、お勉強が苦手だって、運動が苦手だって、自分を大切に朗らかな毎日を積み重ねていくことは 「できる」のです。
不登校や発達に不安のあるご本人だけでなく、ご家族のスペシャルニーズに寄り添う「スクールエイジ・ケア」であろうと考えています。
小林 知代子
カウンセリング「SACちえのわ」 / 「寺子屋ダカーポ」 / 相談支援「フロイデ・スペシャルニーズ・大阪」
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